ボランティアスタッフ物語
Kate Shaw
もともとボランティア活動には非常に興味を抱いていた私ですから、Chres school and orphanage のボランティア募集の広告をシェムリアップで発見したときは、凄く興奮したことを覚えています。友人と訪れたシェムリアップも1週間が過ぎ、もう全ての寺院や観光名所も見学し終わりました。そこで私たちは孤児院に連絡を取り、ゲストハウスにて待つこと1時間半、そこにはFiphpn氏が現れました。彼の丁寧な物腰と情熱には本当に驚かされ、孤児と多くの生徒たちの話を聞くことができました。そして私たちは道なき道を走り、でこぼこ道を越え、美しい農村地帯を通り抜けてChres school and orphanageに到着しました。初めて孤児院に到着したとき子供たちは全員席について授業の真最中、でも私たちに気付くと顔はこちらを向いて、西洋からの訪問者を見つめています。あるクラスの生徒たちはみんな一斉に立ちあがって、「こんにちは、お元気ですか」とまるでコーラスのように訪ねてきます。彼らの顔はみんな目が輝いていて、私はもう授業の初日が待ちきれなくなってきました。
授業が終わるや否や、私たちは子供たちに取り囲まれてこんにちはの嵐です。本当にみんな人懐っこくて好奇心旺盛です。
毎日私はバイクで迎えに来てもらって、いつも違う道を通りながら学校まで送り迎えしてもらいました。そこは本当に美しいカンボジアの農村風景が広がっています。残念ながらきっとほとんどの旅行者はこの景色を見たことが無いのでしょうね。
私には11歳から18歳までの、少し年長者のクラスが与えられました。私が教室に入るとみんな一斉に起立して「おはようございます、先生」と声をそろえて挨拶してくれました。私は今まで先生になって授業をしたことがありませんから、一体何から手をつけてよいのかわかりませんでしたが、ひとまず自己紹介から始めてみることにしました。そして次にみんなに名前や年齢、将来何になりたいか等を訪ねました。しかし5-6人の生徒が終わったときに、全員がなりたいのは教師かガイドだということに気がつきました。そしていよいよ、レッスンワンの始まりです。私は教科書を読み始めましたが、みんなが私の一挙手一投足を穴が開くように注視している様に感じます。突然みんなの手が一斉に挙がったかと思うと、質問の嵐です。わからない単語の説明をするのですが、予想以上に困難であることに気付きました。なぜなら私の説明に使う単語の半分も意味を知らないのですから...もう身振り手振りに、黒板に絵を描いてと、あらん限りの力を振り絞って説明しました。でも日に日に私も説明のしかたが上手くなってきて、この作業も楽になってきました。彼らはとても勉強熱心で、学ぶことを心から楽しんでいます。私たちの理解もお互いに深まっていくのを感じ取ることが出来ました。授業の終わりにはみんな私に間違いの訂正や質問をしに来ます。私は毎日みんなに新しいゲームや歌を教え、みんなもそれを心から楽しんでくれていたようですし、私自身も又くすくす笑いながら楽しい毎日を送りました。ある日私の好きな歌をみんなに教えて、どのグループが一番早く覚えて歌えるようになるか、という競争をしたのですが、その日以来私はいたるところで子供たちがその歌を歌っているのを見ることが出来るようになりました。
もしあなたが、人々が学び取っていく過程に喜びを見出すことが出来るなら、このような経験は本当に素晴らしい満足を得ることが出来るでしょう。
ある日学校に私が学校に到着すると、生徒たち全員が美しくアレンジした野草の花束を持って立っていました。私は全ての生徒と先生たちと一緒に写真をとった後、みんなはそれぞれ一人ずつ私にその花束を渡してくれました。そのうちのいくつかは気の利いた一言がメモに書いて添えられています。すぐに私は抱えきれなくくらいの花束を持っていることになりました。私はみんなが私の想像を超えるような幸せな気持ちになる計画をしてくれていたことに、とても感動しました。今私はここに来て3週間目を過ごしていますが、毎日がとても充実しています。今、私は午前のクラスも午後のクラスも、生徒たちと素晴らしい関係を築いています。子供たちはみんな幸せで親しみやすくて、本当に素晴らしい。お互いに思いやりを持って接しているし、ちょっとしたものでも心から楽しむことを知っています。
多くの子供たちは両親に死なれ、そうでない子供たちも非常に貧しい生活を余儀なくされています。それでも尚、子供たちは幸せそうに笑って生活しています。それは私自身が如何に恵まれているのかを実感させてくれることになりました。みんなに色々なことを教えるつもりが、私の方がたくさんのことを教えられる結果になったようです。私はずっとみんなの笑顔を忘れませんし、みんなの幸せがこの先も永遠に続くことを祈っています。
私は必ずここに戻って、もう一度彼らに授業をすることを知っています、みんな私に新しい驚きをありがとう。
たくさんの愛と共に
Kate X X X X X X X


